2018年11月6日(火)
英語落語家でありトーストマスターズの全国大会出場者でもある喜餅さんをお迎えし、港区立生涯学習センター(ばるーん)にて、英語落語&日本語ワークショップを行っていただきました。 当日は10名のゲストの方々にお越しいただきました。
今回は、トーストマスターズクラブのエリア45(ディストリクト76にあるディヴィジョンDのエリアです)の共催です。開会後、エリアディレクターからご挨拶があり、併せて喜餅さんのご紹介もされました。
そして、いよいよ英語落語の始まり。テーブルを並べて作った高座に着物を着た喜餅さんが登壇。自己紹介や簡単な説明のあと、英語落語で会場は笑いの渦に。
計3本の英語落語を披露していただきました。どれも内容が分かりやすく、豊かな表現力で非常に楽しめました。特に、場面毎の人物の演じ分けや表情の使い分けが素晴らしく、これがプロの技か!と唸らされました。
続いて、日本語のワークショップ。テーマは「スピーチが豊かになるデリバリー」。
まずは表情を豊かにする練習から。全員に喜餅さんから小道具のプレゼント(箸一本)が配られ、それを使って各自練習。 箸を使い、鼻に入れるフリをして、さも鼻の中に入っているかのように表情を作ってみるというものです。各々、箸が鼻の中に入って痛がっているという表情を見事に作り上げていました。それを、ゲスト同士で披露しあったので、非常に会場は盛り上がっていました。
次に「目線、顔の向き、手の置き方」による間の作り方。
3D(Three Directions-Eye/Face/Hand Directions-)をマスターすることで、スピーチに奥行きをつけることができるといいます。詳しい説明のあと、喜餅さんから実際にやって見せていただきました。
目線の使い方一つで持っている刀の大きさが変わって見える、会話の立ち位置を変えることで子どもや大人といった人物を演じ分ける、舞台の上手下手と手の向きを利用して過去未来の時間の流れを表現する、等々。言葉はなくても、3Dを効果的に使うことにより スピーチに間と緩急と彩りを生み出す技術をたくさん教えてくださいました。
また、3Dに加え、ポーズ(止まる)、ダイアログ(対話)といったスキルについても説明し、喜餅さんが持つスピーチの技術を余すとこなく伝えていただきました。
最後にゲストの方々にお一人ずつコメントをいただき、大盛況のうちにワークショップを終えました。
トーストマスターズクラブは、スピーチ、コミュニケーション、リーダーシップを楽しく学ぶ場です。人前で話せるようになりたい、プレゼンが上手くなりたい、
そんな方はぜひ見学に来てください。
第2・第4火曜日、19時から例会を開催しています。
今回のようなワークショップや他のクラブとの合同例会、スピーチコンテストなどイベントも盛り沢山です。
楽しい仲間がお待ちしています!